建設事業環境に配慮した施工
ENVIRONMENT
FRIENDLY
子どもたちの未来のために、建設業として事業を行う私たちにできること。エネルギー消費量の少ない建物の施工や、森林を守るための森林認証制度の採用などを通じて、地球温暖化をはじめとする環境問題に向き合います。
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)ZEB
ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)とは、建物の運用段階でのエネルギー消費量を、省エネや再生可能エネルギーの利用を通して削減し、限りなくゼロにするという考え方です。ZEB、Nearly ZEB、ZEB Ready、ZEB Orientedと呼ばれる、認証基準の異なる4つの種類があり、当社では「ZEB Ready」の認証を受けた工事を手掛けています。設計段階からさまざまな部署を交えて建物の構造や使用部材などの検討を行い、ZEBの実現に向けた取り組みを推進しています。
カンケンのZEB Ready
太田市浜町第二地区第一種市街地再開発事業
太田市浜町第二地区第一種市街地再開発事業のテナント棟は、高断熱化や高効率な省エネルギー設備の導入により、省エネ・省CO2に優れた建物として、ZEB Readyの認証を取得しています。
SGEC/PEFCプロジェクト認証SGEC/PEFC PROJECT CERTIFICATION
SGEC/PEFCプロジェクト認証とは、日本と世界の森林を守るための森林認証制度です。持続可能に管理されている森林から切り出し、他の材料と混ざることのない加工・流通を経た木材で作られたことを認証する仕組みです。認証された木材を使うことは、森を保護し、環境を守ることにつながります。
有明テニスの森公園
有明テニスの森施設の老朽化に伴い、有明コロシアムの改修・設備の更新・バリアフリー化ならびに屋外テニスコート(ショートコート)の新設、クラブハウスの改築を行いました。クラブハウス・インドアコートの屋根トラス部分の構造用集成材には北海道産カラマツのSGEC/PEFC認証材を用い、都立建築物として初めてのSGEC/PEFCプロジェクト認証を受けました。
鉄骨と木材で構成されたハイブリッドトラスは許容応力が異なるため形状も複雑となり、原寸大の模型を作製して納まりの確認を検討し、組み立て精度を確保しました。令和2年度、東京都財務局の優良工事に選ばれています。