INTERVIEW #02

30歳で所長になるために、
今やっておくべきこと

施工管理(建築)

下谷 恭貴

本社工事本部 本社建築部 2020年入社

PROFILE

東京農業大学生産環境工学科卒。土木系の専攻だったが、カンケンとの出会いにより建築に方向転換。直近では太田市内の工場建設に携わる。無事に引渡しを終えた現在は、少しゆっくりして羽を休めつつ、次はどんな現場に配属されるのかを楽しみに待っている。

01カンケンとの出会い地元に腰を据えて働くことができ、
若くして現場を任される先輩がいる

就活では何をポイントに企業を探していましたか?

大学では土木系を専攻していたので、建設業界に絞って就活をしていました。カンケンに興味を持ったきっかけは、建設業の仕事をしている友人に勧められたから。土木よりも建築の印象が強かったですが、北関東トップの売上規模であること、転勤がないため地元に腰を据えて働けることを知りエントリーしました。当初はもちろん土木を希望していたのですが、選考途中で建築を打診され、同じ建設業界の仕事なら挑戦してみようと思い喜んで受けることにしました。

入社後、ギャップは感じましたか?

説明会や面接で抱いたイメージ通りの会社でしたが、一つだけ驚いたことがあります。それは、現場所長の年齢です。若い所長が多く、30代でテキパキと現場を仕切っている姿は衝撃でした。同時に、実力があり信頼される人物ならば、年齢に関係なく立場を与える会社であることを実感しました。私の頭の片隅には「大きな会社に所属し、じっくりと力をつける」という考えもあったのですが、私も早く所長になって活躍したいと思うようになりました。

02カンケンでの仕事現場を重ねるほどに、職人さんと一緒に
建物をつくりあげることが好きなのだと実感

どんな場面で仕事の難しさを感じましたか?

入社3年目の時に配属された現場で、初めて月間工程表を担当することになりました。工程表は工期を守るためのスケジュール管理表です。当月の予定や作業順序を考えるだけではなく、翌月、翌々月の流れを考慮したうえで計画を組まなければなりません。任された時には「今の俺ならできる!」と臨んだのですが、やってみてその難しさを痛感。これまで所長が行っていた業者の手配や職人さんへの指示を、苦労しながら自分で行ったことで、全体の流れを改めて理解し直す機会にもなりました。

この仕事のやりがいは何ですか?

土木の施工管理をめざしていた私ですが、今は建築の施工管理に楽しさを見出しています。現場ごとに「もっと良くできたのではないか」と反省することもありますが、大きな建物が竣工した時の満足感が活力となっています。また現場を重ねるほどに、職人さんと一緒に建物をつくりあげることが本当に好きなのだと実感しています。今、私の下には後輩社員がいます。自分が得たこの施工管理という仕事のおもしろさを後輩にも共感してもらえるよう、細かいことでも惜しみなく教えるようにしています。

03カンケンと見据える未来若くして第一線で活躍する先輩を励みに、
所長をめざして経験を積む

これからどんな現場を経験したいですか?

これまでは大きな工場や倉庫の建設に携わってきました。今後は多くの市民が日常的に使用する場所、ショッピングモールや役所などの建物を担当したいと思っています。工場や倉庫の多くは鉄骨造ですが、大型の商業施設や公共施設は鉄筋コンクリート造になります。これまでとは段取りが変わり、施工管理としての引き出しが増やせます。幅広い工事を請け負っている当社ならではの仕事環境の利点を生かしながら、学びを深めたいと思っています。

将来の目標は何ですか?

上司からは「入社7年目ぐらいで所長をめざそう」と言われています。入社前であれば無理だと思っていたかもしれませんが、実際に若手で思い切り活躍している先輩をたくさん見ています。それを励みに、30歳までに所長になることを目標に日々努力をしています。現在は1級建築施工管理技士の取得に向け勉強中です。学科試験は一発合格でしたので、あとは実地試験。社内講座も活用しながら、ぜひ取得して活躍の場を広げたいと考えています。

ONE DAY SCHEDULE

7:30

出社

職人さんへの挨拶を済ませ、本日の仕事内容を整理。

8:00

朝礼

現場全体での作業の確認。安全面での注意喚起も行う。朝礼後、内装屋さんと工程の具体的な流れを確認。

10:30

現場巡回

後輩が担当している工程も含め、現場の状況を確認して回る。その後は事務所に戻り、昼礼の準備。

12:00

昼食

お昼休みはリフレッシュの時間。自分の時間を大切に、車内でお弁当を食べる。

13:00

昼礼

各工程の進捗具合と、業者間の連携について職長を交えて話し合い。各工程の明日の作業についても確認。

16:30

現場巡回

今日の進み具合について職人さんと会話。こちらから話しかけたタイミングで細かい質問を受けることも多く、声かけは大切。

18:30

退社

提出書類のまとめを行い、明日の作業内容を確認して退社。

21:00

資格対策

夕食後、資格取得に向けた勉強。今日は疲れもあるので、無理はせずに少しだけ。